皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回は少し先取り情報なのですが、一誠の赤松健一さんの拘りが詰まった”リコリス”シリーズに新しいロッドが追加になるようです。
先行のモデルはAKチャター専用機と言える”H”パワーのロッドと、少しライトにAKチャターJrやライアチャター向けの”M”パワーの2機種です。
追加となるのはベイトフィネス向けの”ML”パワーのロッド。
これで、ベイトタックルを使ってのバス釣りでは軽量~重量まで全ての領域がカバーされることになります。
が、今回追加される”ML”パワーモデルはパワー違いだけではないギミックが盛り込まれている面白いロッドになっています。
では、どんなところが”面白い”のか?見ていきたいと思いますので、関心を持って頂けた方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
最大の特長はレングス可変仕様
先行の2本のロッドはパワー違いで、どちらも7.8フィートのロッド。
今回、追加で投入されるロッドは【一誠 issei リコリス LRC-70/80ML】となっていて、7フィートなん?8フィートなん?となっています。
この答えは両方が正解。
要は、バット部が伸縮可変長になっているのです。
『これって、従来からあるテレスコピックだよね?』と思われた方!
従来のテレスコロッドは、収納時などに縮めることは可能ですが、使う時は基本は伸ばした状態で使うものです。
なので、縮めた時にロッドを固定する機能が無いのがテレスコですが、【一誠 issei リコリス LRC-70/80ML】は縮めた状態でもしっかりとブランクスを固定できる仕組みになっています。
これって、磯竿とかでは時々見ますよね。
縮めた状態で魚を掛けても、足元などに入られたくない根などがあった場合、竿を伸ばして根を躱しやすくする為の機能なのですが、そんな機能が搭載されたバスロッドというところです。
なので、ロッドのコンセプト的にも、縮めた状態で使う時の取り回しの良さと、伸ばした状態で操作や魚とのやり取りが優位にできるという両方のメリットが実現できるロッドということになっています。
ベイトフィネスの釣りを陸っぱりで行う場合、狭いポイントで釣りをしないといけないケースもあれば、沈み蟲などを遠投したいシーンもあったりするので、そんなニーズに応える為に可変長のロッドになった感じです。
可変レングス以外の細かい仕様もチェック
続いて、ロッドの長さ以外の機能についても見ていきたいと思います。
まず、グリップですが、これはリコリスシリーズに共通となっている特殊な形状に成形されたEVA素材のグリップ。
セパレートグリップになっていないのは、グリップのどこを握ってもしっかり握れるように考えられていることと、小指まで使ってしっかり握り込めるようにデザインされているためです。
フロントグリップは短めにデザインされているので、ブランクタッチがしやすい作りは他モデルと同様ですね。
ただ、今回のロッドはバット部が伸縮するようになっているので、ブランクス内にゴミや水分が入る可能性があることから、グリップエンドにはねじ込み式のキャップが付いていてグリップエンドを外すことができるようになっています。
見た目だけでなく、実釣シーンも考慮した上での仕様と言えるかと思いますね。
ティップセクションについては、スモラバなどの釣りもできるようにしなやかでありながら高感度をともなった張りのある造りになっているとのこと。
そして、”ML”クラスのパワー設定ですが、ビッグバスとの対峙でも問題無いようにベリー~バット部における強靭さも合わせ持っているようです。
先行の2つのモデルよりも繊細な釣りを実現しつつ、陸っぱりからデカバスを獲るという赤松さんの釣りのスタイルを実現するアイテム。
それが【一誠 issei Lycoris 70/80ML】ということのようです。
販売方式はWEBでの限定販売
最後に、販売方法です。
従来から一誠さんのオンラインショップで抽選販売形式で販売されているのがリコリスです。
そして、今回紹介した【一誠 issei Lycoris 70/80ML】も一誠さんの月次イベント”一誠 壱の日”に販売するということで、11月1日の壱の日に抽選販売されるとのこと。
巻き物用のイメージが強かった”リコリス”シリーズですが、【一誠 issei Lycoris 70/80ML】はベイトフィネスがメインターゲット。
新作品の”AKパンチ”などでフィネスなカバーアプローチをするも良し、チニングなどのソルトウォーターゲームで使うのも大いにアリ。
11月1日は金曜日です。
気になる方は、一誠”壱の日”要チェックです。
ベイトフィネス対応機 Lycoris 70/80ML まとめ
と言うことで、少し先取り情報となる【一誠 issei Lycoris 70/80ML】をピックアップしてみました。
【一誠 issei Lycoris 78M】はこちらの釣行記でもご紹介の通り、チニングでも十分使えるロッドです。
しかし、使ってみると、やはりバスロッドらしさと言うか、ティップ~ベリー部にかけてはかなり張りが強く、チニングであればもう少しマイルドな設定でもいいかな?と正直思うところもありました。
そういう意味では、今回の【一誠 issei Lycoris 70/80ML】はチニングにはまさにベストな造りになっているのでは?と感じます。
また、ロッドのパワー設計以外でも、このロッドの特長である伸縮自在である点もチニングにおいては有効な機能ではないかと思っています。
狙うべきブレイクや牡蠣瀬などが遠くにあるポイントではどうしても遠投が必要になりますが、そんな時は8フィートに伸ばして使う。
一方で、近距離戦がメインとなるリップラップなどの釣りでは、軽めのリグをセットしてフィネスに狙う。
従来のロッドであれば、やりたいことに合わせてロッドを準備する必要がありましたが、【一誠 issei Lycoris 70/80ML】であれば1本持ち込むだけでいろいろなシーンに合わせた釣りが可能となります。
ロッドパワー的には、一般的なチニングロッドはほとんどが”ML”クラスのパワー設定なので、強さの面でも申し分ないところかと思います。
『リコリスを何本持つねん!』という思いもあり、非常に悩ましいところではありますが、そもそも抽選に当たるかどうかもわかりませんので、11月1日はダメ元でエントリーしてみようかな?