こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
少し前にダイワの2021年モデルの3機種のピックアップ記事を書きましたが、その後最も気になっていた1機種を購入することにしました。
ダイワの主軸ベイトリールが一斉にリニューアル❗️
— GONTA@fisher (@ryotan2357) December 3, 2020
これは見逃せません。https://t.co/09QPJq0QFV#アルファスsvtw#スティーズリミテッド#ジリオン2021#21ジリオン
最近ではすっかりスピニングリールに関心が行かないのはどうか?とは思いますが、とりあえず開梱しての自宅インプレを書いてみたいと思います。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ジリオンの重さの片鱗無し
まず、ダイワのジリオンと言えば、スピニングリールで言うと『セルテート』という感じ。
要は『堅牢なつくりだけど重い』、と言うイメージでした。
しかし、今回の【ダイワ 21ジリオンSVTW 1000HL】は、なんと175gです!!
サムネの写真に並んで映っている【シマノ 20メタニウムXGL】と持ち比べても全く遜色ない感じです。
正直、この軽さは驚きました。
更にライトゲームよりのアルファスはもっと軽いのか?というと、【21アルファス SVTW】も175gなので、如何に今回の21ジリオンが軽いかということがわかって頂けるかと思います。
今回の機種はメタルボディなので、どちらかと言うと重くなったのかな?と感じさせるところ、逆に期待を裏切られた感じです。
また、見た目も前モデルのジリオンSVの流れを踏襲して、先細り系のスリムなデザインになっているので、過去のジリオンのようなゴツゴツ感も全くありません。
完全に汎用バーサタイルモデルというのがNEWジリオンの第一印象でした。
『HYPER DRIVE DISIGN』の効果を感じる巻き心地
持った感じの軽さから、巻き心地は少しスポイルされているのか?と思いきや、ここでも大きな進化を確認することができました。
過去のダイワのリールは少しプラスチックっぽい感じで、巻き心地も『カチャカチャ』した感じが違和感有りだったのですが、新しいジリオンはその感覚が全くと言っていいほどありません。
これには正直、かなり驚きました。
巻き心地と言えば、シマノのマイクロモジュールギアですが、正直、巻き心地としてはマイクロモジュールの上を行っているのでは?と感じさせるほどの滑らかさです。
決して大袈裟な話しではありません。
これは、ピニオンギアの両端をボールベアリングで支持している効果なのでしょうか?
これからは巻き心地についてもダイワとシマノの違いは無い時代になっていくことを感じました。
SV BOOSTスプールに加えて、ドラグのノッチ音も搭載!!
次にスプール周りのチェックです。
2021年モデルの目玉である『SV BOOSTスプール』ですが、見た目は従来のSVスプールのようです。
BOOSTの効果は、また実釣をしてから書いてみたいと思います。
また、実機を入手して気付いたのですが、今回の21ジリオンはドラグが効いた時にノッチ音が鳴るのです。
ABUのALCではこのノッチ音が鳴ったので、ライトゲームでも魚とのやり取りが楽しめたのですが、国産機では上位機種にしか搭載されていない機能でした。
シマノでは『エキサイティングドラグシステム』と言われていましたが、ダイワでもスティーズなどでは搭載されていたかと思います。
スピニングリールほどドラグでのやり取りが期待されていないベイトリールですが、実際に使ってみるとドラグ音が鳴ると結構気持ちが良いものです。
20メタニウムは非常に良いリールですが、残念ながらドラグ音は鳴りません。
各メーカーさんの考え方の違いも反映しているのかも知れませんが、メタニウムにも次世代には投入してもらいたい機能です。
以上、スプール周りのインプレでした。
糸巻き量は少し不満が残るキャパシティ
最後に、実釣に影響が大きい糸巻き量について書いておきます。
旧ジリオンでも、1500番シリーズは十分なラインキャパシティが売りでした。
isseiからSLPワークスのOEMでリリースされたスプールも、PE2.0号が150m巻けるというキャパシティが売りでしたが、SVモデルは糸巻き量が少なく、遠投が必要な陸っぱりからの釣りには少し物足りなさが残る感じでした。
因みに、旧ジリオンSVTWも、14lbで90m、16lbで80mということで、21ジリオンとラインキャパは同じになります。
正直、旧ジリオンSVTWはあまり人気が出ずに終わったリール、という印象が否めないのですが、それはラインキャパも含めて中途半端感が強かったからではないかと思います。
1616ジリオンや1620ジリオンの方が人気があったのが現状かと。
このラインキャパの観点で見ると、21ジリオンも同じ位置という気はしますが、21ジリオンの強みは堅牢さを維持しつつ軽量化も進んでいる点ではないかと思います。
個人的には、21ジリオンについてはラインキャパを補う目的も含めて、まずはPEライン(2.0号くらい)にて使い込んでみたいと思っています。
ダイワ 21ジリオン まとめ
と言うことで、まずは家で箱出しをしてのインプレ記事でした。
デザインやスペックなどは旧ジリオンSVTWを正当に引き継いだ感がありますが、リールの性能としては、よりスティーズに近づいた感じを強く受けます。
実際、搭載している機能については21スティーズLTDとほぼ遜色ない状況です。
また、メカニカルブレーキについてもスティーズなどとは少し見た目は違いますが『ゼロアジャスター』のようなブレーキになっています。
メカニカルの調整に頼らなくても、ゼロブレーキセッティングが出来ていれば、後はマグブレーキだけの調整で釣りができるという最近のダイワのリールの流れを受けていますね。
早く、ラインを巻いてフィールド実釣でのインプレをしたいと思います。