タックル関連情報

【新商品情報】ライトゲームで使ってみたいバスロッド

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing (N.C.F.) GONTAです。

昼間は非常に暖かい日が多くなってきて、いよいよ春という感じですが、夜間はまだまだ寒いですね。

日中の感覚で外出すると風邪をひきそうになるくらいです。

以前にも書いた通り、3月というのは淡水でも海水でも、実質まだまだ冬を引きずっている季節ですが、これがどこから春に向かって変化を開始するのか?は要注目ですね。

今年は冬場の気温の低さが特徴的だったので、春の訪れにどのくらい影響があるのか気になります。

さて、世間話しはこのくらいにして、今回はバス用のアイテムである【ダイワ ハートランド 別誂冴掛 710AGS】についてピックアップしてみたいと思います。
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バス用ロッドですが、ソルト野郎にも非常に気になるロッドです。

お時間のある時に、気軽にお付き合い頂ければ幸いです。

ダイワの“ハートランド”と言えば

まず、ダイワのハートランドシリーズと言えば、ダイワのバス用ロッドのシリーズの中でもトーナメントなどの釣りとは一線を画した、村上晴彦さんプロデュースの釣りを楽しむことを最優先させたシリーズとして、独特の存在感を発揮しています。

昔は、トーナメント用のシリーズが『バトラー』ブランドとして販売されていましたが、今では『スティーズ』ブランドや『ブラックレーベル』ブランドとして売られていますね。

10年以上の間、ブランド名を変えることなく続いているのが『ハートランド』ブランドです。

スティーズやブラックレーベルは、非常に細分化されたロッド展開が特徴ですが、『ハートランド』シリーズは、昔からラインナップは少なく、1本の竿で幅広い釣りに対応するというコンセプトです。

陸っぱりの神様である村上さんが、ロッド1本を手にして釣り歩けることを意識して手掛けたロッドであることがよくわかります。

カーボン含有率が高く、ガチガチ&感度ピンピンのトーナメントシリーズとは違い、しっかり曲がって魚とのやり取りを存分に楽しめるロッド。

デザインも、どこかノスタルジックで、オールドタックルをイメージさせる感じです。

そんなイメージの『ハートランド』と言うブランド。

根強いファンも多いのでしょう。こちらはブランドを変えずに健在している感じです。

究極の遊びロッドである“別誂冴掛”が、最新テクノロジーをまとって登場

前述のような『ハートランド』の中でも、村上さんの究極の遊び心を具体化したロッドが【別誂冴掛】でした。

2010年にリリースされた初代別誂冴掛は、【ダイワ ハートランド 別誂冴掛 762LFS】でした。

当時からしても、バス用のスピニングロッドとしては長い部類に入るロッドでしたが、ロッド全体の柔らかさからして、ツネキチ(常吉)リグや、ハンハンジグなどのユルフワ系の釣りが非常にやり易い設計のロッドでした。

ラインスラッグを利用しつつリグを泳がせる釣りには最高で、ロッドで誘いを入れてもリグには金属的な操作感は出ず、ナチュラルに動かせるのが特徴のロッドでした。

これって、バス釣りでも有効なのは当然なのですが、ソルトのライトゲームにも通じる点があります。

ラインを張ることで魚にプレッシャーを感じさせてしまうので、ラインには適度なスラッグを残しつつ、リグを操作する。

そんなふわふわ感をロッドの、特にティップセクションでしっかりと感じてでコントロールする。

アジングなどではフッキングが遅れそうな気もしますが、メバリングなどには最高に相性が良い感じがします。

因みに、村上さんがライトゲーム愛好者であることは有名な話し。

恐らく、このロッドを使ってライトゲームもやっていることかと思います。

そんな背景のある【別誂冴掛】も8年目のリニューアルということで、ダイワの最新テクノロジーが活用されています。

一番の注目点は、AGSが使われていること。
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<出展:ダイワ HP

値段が高くなるのでは?と心配したのですが、驚愕の89,000円(税抜定価)でした。

ハートランドAGSシリーズの中でも、最も長く、最高値です。

こここ、これは・・・というところですが、ロッドを長くしつつもロッドのシャッキリ感を維持するという観点ではAGS活用は大いにアリな仕様ではないかと思います。

しかし、もう少し安くして欲しかったな~~ (^^;;

その他は、ロッドのブランクスの素材の見直しも含まれている感じで、8フィート近いこのロッドが、どのくらい軽くて、どのくらい気持良く曲がるのか?が非常に気になります。</span >

ハートランド 別誂冴掛 710AGS スペック検証

さて、NEW別誂冴掛 710AGSのスペックについてみてみたいと思います。

モデルナンバー表示としては、【7102L+FS-SV AGS18】

ロッドレングスは現行別誂冴掛よりも少し長くなった7フィート10インチで、ほぼ8フィート。

【追記】
動画での村上さんのコメントを聞いて追記します。
2010年モデルの762よりも約4インチのレングスアップですが、ティップ方向に約2インチ、グリップ方向に約2インチの延長となっているそうです。
リールもセットして、一番気持良いバランスにした結果、そうなったそうですが、リアグリップが少し長くなっているのは、結構ウェルカムな仕様ですね。

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<出展:ルアーニュースR

ウェイトについては123g。

最近のソルトでのライトゲームでは、2桁台のウェイトが当たり前になりつつあるだけに、ウェイトについては特段の驚きは感じなかったのですが、ロッドについては、表示上の重量だけではない、持った感じの重さが重要です。

単純にスペック上の軽さだけを見て喜ぶのは拙速で、リールをセットした時にバランスが重要です。

その点では釣りの道具に対する拘りでは右に出る人が思いつかない天下の村上さんがプロデュースされているのですから間違いはないかと思います。

ブランクスはSVFグラファイトが採用されており、2ピース。

2ピースなので、曲がりが綺麗に出るVジョイント、というところです。

パワー表示も特徴的で、ULでもなく、Lでもない、『L+』という表示。

ライト(L)クラスよりも少し強いということかと思います。

とにかく、従来のロッドよりも軽いリグを遠くまで投げることを可能にする為に設計されているロッドであり、且つ、遠くで発生するアタリをしっかり捉える為にAGSを活用しているとのことです。

適合するルアーウェイトについては、1/32oz~5/16ozと言うことで、グラム表示にして0.9g~5g。

ショアからのバスのライトゲームには勿論ジャストマッチですが、ソルトのライトゲームにおいては、少し適合ウェイトが大きい感じなので、アジングと言うよりはメバリングで1g~2gのジグヘッドのスイミングの釣りや、2g~5gのプラッギングの釣りにマッチする感じです。

最後に、グリップが短かった先代別誂冴掛では、インプレなどでも魚とのやり取りが結構しんどい、との書き込みが多く見られましたが、今回のロッドはグリップエンドが長いので、両手でキャストも出来そうですし、魚とのやり取りにおいても手首だけで耐える必要もなく楽そうです。
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<出展:ダイワ HP

ダイワ ハートランド 別誂冴掛 710AGS まとめ

以上、【ダイワ ハートランド 2018別誂冴掛 710AGS】について書いてみました。

村上さんもそうですし、多くの方が言われる共通の意見は『曲がる竿で釣りをすると楽しい』ということです。

魚との駆け引きにおいて、あまりに釣り人側のアドバンテージが大きいと、あまりにも勝負が簡単についてしまって楽しむ間がありません。

その点、曲がるロッドは魚が走るとそれに追従してロッドが曲がり込むので、竿の弾性を活かして耐えないといけませんので強引にやり取りを進めることができません。

また、ロッドが最大限仕事をしてくれる安心感があるので、ラインについても細め・弱めで挑戦することができるので、細いラインの操作性の高さを享受できると同時に、やり取りの醍醐味を体感することもできます。

この辺りの楽しい竿の究極は、ヘラブナ釣り用のへら竿なのかも知れませんね。

綺麗に曲がる竿は見ていても気持ちの良いものですし、更に大物がヒットするとロッドの極限まで仕事をさせることができるのも、釣りとして楽しめるポイントかと思います。

今年の5月が発売とのことなので、まだ実物を店頭で触ることができないのですが、是非、一度現物を触ってみたり振ってみたいものです。

バス釣りだけでなく、いろんな釣りに精通しているアングラーである村上さんがプロデュースしたロッド。

魚を釣ることの楽しさを、ロッドという道具を通して最大限、アングラーが体験できるように考えられていることに期待しています。

■ダイワ ハートランド 2018別誂冴掛 710AGS
村上さんご自身が解説している動画あります。
関心のある方は見てください。楽しいです。

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