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【実戦TOYルアー】INX label J.BOY

こんにちは

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回はルアーのお話しです。

“ルアー”と一言で言っても星の数ほど存在しますが、小魚などのベイトフィッシュを意識して作られているルアーはリアルデザインやリアルカラーが最近では主流かと思います。

プラスチックの整形技術が進んで、かなり凝った形のルアーができるようになっていますし、塗装やプリント技術も進化しているので色もヤバイくらいリアルフィッシュそっくりのルアーが沢山出ています。

一方で、見た目的には餌と程遠いデザインのルアーも沢山ありますが、疑似餌として如何に魚をだまして釣るか?を突き詰めると、餌っぽさが無いルアーを使って釣る楽しみも醍醐味ではないかと思います。

と言うことで、今回は見た目でも楽しめて実戦能力も高いルアーについて見てみたいと思います。

では、お時間のある時にお使い頂ければ幸いです。

ルアーの魅力について改めて考えてみる

先に書いたように、最近ではルアー制作に関わる様々な技術が進んできており、形にしても色にしてもメチャクチャリアルなプラグが多く出てきています。

ターゲットとなる魚よりも人間の方が騙されてしまっているのでは?と思うほどです。

私がバス釣りを始めた子供の頃では、国産のルアーはワームでもプラグでもほとんど無かったので、海外製ルアーを小遣いをはたいて買っていた記憶があります。

今もそうですが、海外製ルアーはどこか大雑把な感じのルアーが多いのですが『これで釣れたら楽しい!』と感じさせてくれるルアーが多いように思います。

且つ、時代が変わっても釣れ続けている殿堂入りのルアーが沢山あります。

ラパラのカウントダウンシリーズや、OLD U.S.A.のクランクベイトなどはまさにこれに該当しているルアーだと思います。

生き餌で魚を釣る文化である日本では、ライブベイトの方が釣れやすいという考えがこびり付いており、釣れないとついついよりリアルなルアーに頼ろうと言う心理が強く働きます。

プラスチックのプラグ(ハードルアー)よりもワーム(ソフトルアー)に頼りたくなるのは、まさにこの辺りの心理かと。

しかし、実際に何年も釣りをしていると、餌釣りの人が釣れていない状況でルアーの方が圧倒的に釣れるシーンに出くわすことも度々発生します。

この理由を考えると、魚は見た目のリアルさだけで判断してバイトしてきていないということにたどり着きます。

実際、クランクベイトのような泳ぎ方をする魚は居ないし、スピナーベイトのような見た目の魚も居ません。

でも、”釣れるルアー”のカテゴリーとして長い釣りの歴史の中で生き残り進化してきているルアーであるのは間違いありません。

魚が何を考えてルアーに食い付いているのか?は魚が言葉をしゃべらない限り正解を知る人はどこにも居ないかと思いますが、私個人レベルの次元ではなく、歴史的にも人数的にも非常に大きな情報の積み上げ中で今のルアーが作られてきているので、何らかの魚が釣れる要素が盛り込まれているのが事実かと思います。

リアルベイトではないルアーで、どうやって魚を騙せるか?を考えて釣りをするのがルアー釣りなわけですが、その要素の中に見た目以外の要素として動きや音なども意識的に取り込まれていたりします。

羽モノ系のルアーであったり、ベイトフィッシュとはサイズ的に似ても似つかぬジャイアントベイトだったり、リアルさとはかけ離れた存在のルアーが多く使われていますが、そんなルアーの方が大きなターゲットフィッシュを惹き付けたりします。

極論でまとめると、ルアーフィッシングは漁ではないので、たとえ1匹であったとしても釣り人が”楽しめた~”と感じられることが何より大事であり、遊び心が反映されたルアーで魚が釣れたほうがルアーアングラーにとっては刺激も満足度も高いのではないかと思っています。

見た目のかわいさ抜群 J.BOY ”ジェイボーイ”

では、今回ピックアップする【INX label J.BOY】について見てみたいと思います。

円筒型のファットなボディにテール部のブレード。

ジャンルとしてはマイクロクランクでルアーウェイトは5g。

まさに、ビッグバドのブレードチューンの小型版です。

INX的にチューンされており、メバリングやチニングなどで実績をあげています。

少しお尻下がりながらも水平に近い浮き姿勢が、ターゲットフィッシュに見切られにくく、フックアップ率も向上してくれています。

フックは標準で10番フックがセットされており、チニングなどではノーマルでいいと思いますが、メバリングで使うのであれば12番~14番の小型フックに交換するのもアリです。

また、最近、こちらのリペイント版がWEB限定で販売されています。

ジンクリアというカラーをベースにしつつ、非透過カラーのブラックとマットタイガー系のカラー、そしてグリーン系のクリアカラーを重ね塗りした3色になります。

マットブラック系のカラーネームは”サラマンダー”

黒を基調としつつ、赤色が使われており、まさにアカハライモリ。

デイゲームでのバス釣りやチニングでも面白いですし、月夜のメバリングなどでも威力を発揮してくれるカラーかと思います。

チャートのマットタイガーカラーは”インクスタイガー”

バス釣りの基本&人気カラーでもあり、野池などで小バス狙いなどで使うと楽しそうなカラーになります。

チニングも含めてデイゲーム用のカラーですね。

そして、残りの1色は唯一のクリア系カラーで”グリーンキャンディ”

メバリングで実績のあるグリーン系のクリアカラーで、背中側がキャンディカラーになっています。

今回の3色の中では個人的に一番好きなカラーになります。

とりあえず3色セットで1セット購入したのですが、このグリーンキャンディは追加で購入しようと思っています。

カラーの紹介ばかりになりましたが、テール部にセットされたブレードは、小型のコロラド系ブレードが2枚背中合わせでセットされています。

泳がせた時の金属音も効率的に発生させられるので、巻き速度に関係なく安定したアピールが期待できるつくりになっています。

以上、INX labelのオリジナルマイクロクランク【J.BOY ジェイボーイ】のご紹介でした。

見た目の可愛さはオルガリップレスに匹敵するレベルです。

まさに、これで釣れたら!とワクワク感を与えてくれるルアーになります。

【蛇足】より魚を騙しやすいのは表層系

最後に、少し蛇足的なお話しを。

TOYっぽいデザインのルアーは沢山ありますが、どれにもある程度共通していることがあると思っています。

それは、TOP(サーフェス)もしくはサブサーフェスレンジで使うルアーということです。

水中の魚からすれば、表層付近のルアーはその全容を認識し辛いので、魚を騙しやすいという点と、フィッシュイーター的には水面は餌を追い込み易い壁になっていて魚の注意をひきやすいという点で、サーフェスは釣り人優位のレンジ。

サスペンドミノーのように、魚にじっくり見られるルアーはリアルな形や色に拘る必要性も出てきますが、ルアーを横や上から見られることのない表層系ルアーは釣り人側の遊び心をルアーに反映させる余裕が与えられている訳です。

且つ、水面付近で扱うルアーのもうひとつのメリットはバイトの瞬間を目視できること。

ブラックバスやシーバスの水面での捕食シーンの激しさは誰もが知っているところですが、チニングでもメバリングでも、水面に魚が出た時のドキドキ感はやったことがある人なら誰もが感じる醍醐味になります。

以上、ルアーで楽しむという点とバイトを楽しむという2点を兼ね備えているルアーが表層系で使えるルアーであるというお話しでした。

実戦TOYルアー J.BOY まとめ

と言うことで、遊び心をくすぐってくれるルアーについて注目してみました。

代表例として【INX label J.BOY】を取り上げてみましたが、このルアー以外にもユニークさと実釣性能を兼ね備えたルアーは沢山あります。

そういえば、釣りアニメのグランダー武蔵で使われていたルアーを再現した”グランダールアー”などはバンダイから復刻版として今も売られていますね。

<引用:TURI WORKER

見た目のアニメチックさとは裏腹に、十分実釣に耐えられるということで人気があり復刻した訳ですが、まさに『これで釣れたら!』と思ってしまうルアー。

今となってはインスタ映えと言えるかもしれません。

J.BOYに話しを戻すと、こちらもLEONさんが形にした実釣性能を備えたルアー。

見た目のかわいらしさとは裏腹な戦闘力を備えています。

”次はこれで釣れる魚を探しに行く”、というのも面白い釣行選択の手段かもしれません。

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