皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さてさて、今回も連続でのチニング釣行記。
超短時間ではありますが、調査してきました。
そして、今回は釣りができる時間も短いことからハードルアー1本での釣行となりました。
何時間もかけてネチネチやっても釣れない時は釣れないし、短時間でハードルアーで手早く攻めても釣れる時は釣れる。
釣りって、難しいけど、楽しい!
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
干潮のシャローを”TYGAN”でチェック
さて、この日は若潮における午前中の干潮から上げ始めのタイミング。
干潮時の潮位はDay-70よりも低い状態です。
冒頭書いた通り、この日はハードプラグオンリーと決めていたので、最初のサーチルアーとして【Fishmagnet TYGAN90】を使うことにしました。
飛距離の優位性を活かして、シャローを広く探れば、どこかで食い気のある魚のバイトが引き出せるかも?との思い。
天候はドピーカン!水質はクリア!
魚にとって人のプレッシャーもかかりやすいけど、距離を取れば気配は消せるし、水質がクリアなので少しくらい水深が深くても、表層に出てくれる可能性があると信じてキャストを開始。
あ、ちなみに、この日も【O.S.P. ピクロー 67F】を使う可能性を意識してスピニングタックルでの釣りです。
偏光サングラスから見える地形を意識して、少し水深があるところからシャローにかけてのエリアに”TYGAN”を遠投して探っていきます。
ルアーの喫水が”ラフトリック90F”ほど深くないので、軽いロッドの入力でも綺麗にドッグウォークをしてくれます。
チニングにおいては大きな振り幅のドッグウォークはあまり良くないと言われたりもしますが、まずはクロダイにルアーに気付いてもらわなければ話しは始まりません。
狙える範囲はほぼ投げ尽くしましたが、結局、表層に魚を引っ張り出すことはできませんでした。
日に日に、目視できるクロダイの数も減っているような??
と言うことで、時間も無いので、ここでルアーを”ピクロー”にチェンジすることにしました。
なお、参考までにですが”TYGAN”の浮き姿勢はこんな感じ。
チニング用のペンシルベイトはおろか、バス用のペンシルベイトにおいてもここまで水平に近い浮き姿勢のペンシルベイトはあまり無いのでは?
ここまで水平に近い浮き姿勢でも、水面を滑るようなことなく泳いでくれるのがこのルアーの特長であり強みというところでしょうか?
やはり、ピクローはシャロー攻略最強?
【O.S.P. ピクロー 67F】にルアーをチェンジして釣りを再開。
風も弱いので軽量の”ピクロー”でも釣りがしやすい状況です。
まずは、潮位が上がりきらない激浅のシャローの岩の周囲を通していきますが、岩陰から飛び出してきてのバイトは無し。
そこで、少し沖まで投げて、そこから手前にかけて誘ってみることに。
周囲に見えチヌが居ないか”目探”しながら、ロッドでチョンチョンとアクションを加えていると~
グンッ!
ロッドに重みが乗りました。
おお~いきなりキタ~~!
特に水面には反応が出なかったように見えましたが、少し離れた場所で、且つ、結構水深があるエリアだったのでバイトの瞬間が見えませんでした。
ロッドに乗った重みはここ連日の魚と同様、ずっしりとした重みで良型がバイトしてくれたことがわかります。
しかも、ヒット直後は結構なパワーで引っ張るので、慌ててドラグ調整をしてフックが伸ばされないように対応。
岩が転がっている危険地帯はロッドを立ててボトムに魚が走らないように誘導。
魚の姿が見えるところまで何とか寄せてきて、最後の危険ゾーンをロッドで魚を操作しながらクリアー
無事キャッチした魚は、これまた良型のマチヌです。
この日も暑いので、魚を極力水の無いところには置かないようにして、ホッと一息です。
この顔と口のデカさは50cmの年無しいったか?と計測。
う~~ん、惜しいところですが、50cmには少し届かないサイズでした。
写真に魚をおさめたら早急にリリース。
ちなみに、フックは唇周辺に掛かっていましたが、複数の針先がしっかり刺さってくれていてバラす心配の無い掛かり方でした。
また、ここ数匹のやり取りでも、フックは全く伸ばされたり変形したりすることも発生していませんでした。
とりあえず、ノルマの1匹はゲットできたので、ここで釣りは終了としました。
チニング Day-71 ピクロー祭り まとめ
と言うことで、この日も”ピクロー”のおかげでボーズをのがれることができました。
良くを言えば”TYGAN”にドバンッ!と出て欲しかったところですが、釣れただけでもありがたいので欲張ってはダメですね。
しかし、”ピクロー67F”はチニングに強いですね。
YouTuberのゼロチヌさんが良く釣っていたのでマネをして使ってみたのですが、これまであまり使いこなせていませんでした。
ですが、ここ数回の釣行で”ピクロー”の使いどころがわかってきました。
”ピクロー”はフローティングとスーパースローシンキング(SSS)があるのですが、私の場合はフローティングにシンカーを貼ってサスペンドくらいに調整しています。
塩分濃度の低い河川河口域ではスローシンキングになりますが、完全に海エリアであればサスペンド状態になります。
この状態で、ルアーの着水後、一度軽くジャークしてルアーを水面下10cmくらいに沈ませ、そこからチョンチョンアクションで泳がせてくる感じ。
これがちょうどいい塩梅のようで、クロダイが躊躇せずに食ってきてくれています。
そもそも、ここ最近の釣行で感じているのは、ルアーに反応してくれる個体は意外と少ないということ。
これは、BLUEBLUE代表の村岡さんなどもシーバスを例にとってよく言われていますが、まさにルアーに反応してくれる個体は貴重ですね。
この観点でも、持ち帰って食べないのであれば、元気なうちにリリースしてあげることが大事だなと思います。
話しが少し逸れましたが、まだまだ暑い日が続くようですが、9月中に何とか”TYGAN”で1匹仕留めたいところ。
まだ”ケイムラクリアー”を試してみていないので、クリアウォーターが保たれている今の状態で投入してみたいと思います。
■タックル情報
ロッド:オリムピック シルベラード GSIS-78M-LE
リール:ダイワ カルディア LT 2000HG
ライン:東レ ソラローム ルアーPE 0.6号
リーダー:東レ ショックリーダー スムースロック プラス 10lb
ルアー:O.S.P. ピクロー 67F