こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
大変ご無沙汰しております。
何かと忙しくしており、記事のアップが出来ておりませんでした。
しかし、めちゃくちゃ暑い状況になってきましたね。
日中は外出しているとフライパンの上を歩いているようですね。
死の危険を感じるくらいですが、こんな中でも外の仕事をされている方がいることを考えると、甘えたことは言えないなと感じる今日この頃です。
さて、今回の記事は久々のアジングアイテムになります。
アジングにおいてはサーティフォーのロッドを使っていますが、サーティフォーの10周年を記念したメモリアルロッドが販売されるとの話し。
その名も【サーティフォー 34 アドバンスメント UBR-510】
すぐに購入できる価格ではありませんが(汗)、その製品コンセプトは全くもって共感であり、ちょっとピックアップしてみたくなりました。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
コルクグリップが見た目も素敵
まず目を惹いたのが、グリップがコルクな点。
バスロッドではコルクグリップが多いのですが、ソルトのロッドはほとんどがEVAのグリップです。
そんな中、サーティフォーの10周年記念としてリリースされるUBR-510はコルクグリップが採用されています。
EVAの方が製品のバラつきが少なくて品質が安定していると言う評価が高い一方で、感度についてはやはり高級コルクグリップの方に軍配が挙がるので、あえてコルクグリップ採用というところでしょうか?
個人的にはコルクグリップが好きなので、見た目も含めて素敵なロッドに仕上がっていると思います。
また、リールシートはフロントグリップ無しで指でブランクスタッチができるバランスに作られています。
ショートロッドでアジの繊細なバイトを楽しめるように作られていることが見た目だけでわかりますね。
ブランクスは曲がる方向性
次にブランクス特性に注目してみましょう。
昔のサーティフォーのロッドはどれもパッツンパッツンのロッドばかりでしたが、DFR-511以降曲がるロッドという路線のロッドが増えてきています。
私も、DFR-511そしてFER-58を使ってきて、曲がるロッドの扱い易さと魚を掛けた時に楽しさを存分に味わってきました。
今回のUBR-510も曲がるロッドの路線で作られています。
サイトで紹介されているベントカーブ図はこちら。
軽い負荷ではティップゾーンが曲がり込み、負荷が増えていくとバット部まで綺麗に曲がり込んでいくことがわかります。
ただ、負荷が200gを超えてくると曲がりはほぼ変わらない状態で推移しているので、バット部はかなりしっかりした素材で構成されていることもわかります。
軽いリグで豆アジも楽しみつつ、大きなアジでも負けることなくやり取りできることがベントカーブ図から確認することができますね。
因みに、ブランクスには東レのナノアロイが使われています。
近年リリースされているサーティフォーのロッドにはほぼ使われていますが、ナノアロイは曲がった後の戻りの反発力が高いのが特徴。
ヤマガブランクスのロッドでもライトゲームからショアジギ、オフショアキャスティングゲーム用ロッドまで、ほとんどのロッドに採用されている素材になります。
軽い負荷のリグも、ロッドがしっかり曲がることで投げやすく、曲がった後の戻りがしっかりしていることでリグの遠投性能にも効果が発揮されます。
今後ももっと多くのロッドのブランクス素材に採用されていくのではないかと思います。
サーティフォー UBR-510 まとめ
という事で、久々にアジングロッドについて記事を書いてみました。
新しいロッドを見ても、どれも似たり寄ったりであまり興味を惹かれることがないのですが、サーティフォーのロッドは異端路線のロッドが多い分だけ、新しいロッドが出る時にはどんなコンセプトのロッドなのか?気になります。
そして、今回もやはり曲がるロッドの路線ということで、アジングを楽しみことを最大限意識した場合、やはりこの路線のロッドになるんだな~と感じさせられました。
やはり、アジでも、バスでも、ロッドが曲がると釣っていて気持ちいいですもんね(^^
発売時期については、コロナ禍の影響で7月から10月まで延期となってしまったようですが、発売が待ち遠しいロッドになります。
因みに、お値段は、税抜きで6万円台・・・
ブルジョアアジンガー専用ロッドという感は否めませんが、ロッドを購入する数を減らしてでも選ぶ価値はあるロッドではないかと思います。