こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回は久々のNEWタックル調達のネタになります。
まだまだ日中は30℃を軽く超えてくる日が多いですが、朝&夕は気温も30℃を切ってきて、風も心地よく感じるくらいになってきました。
日が沈んで暗くなるのも早くなってきたので、いよいよ秋のナイトゲームシーズンの開始という感じです。
そこで、前回の記事で少し頭出ししていますが、今シーズン用にアジングタックルを調達してみました。
昨年までは、アジングタックルはほぼ100%サーティフォーさんのロッドを使ってきましたが、今シーズンは新たな試みとして”脱ハイエンド”で楽しんでみたいと思います。
ただ、”脱ハイエンド”と言っても高くないロッドなら何でもよいわけではなく【1万円台で買えるロッド】という範囲にしたいと思っています。
最近のハイコスパロッドの進化がどのようなものか?自分の目で確認したいと思います。
では、その第1弾となるタックルについて書いてみたいと思いますので、ご興味を持っていただけるならお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
メジャークラフト 鯵道 5G AD5-S582L/AJI 見た目インプレ
では、まず購入したロッドについてファーストインプレを書いてみたいと思います。
【メジャークラフト 鯵道 5G AD5-S582L/AJI】になります。
鯵道5Gには、ライトモデルで4機種、ミディアムモデルで2機種、ヘビーモデルで1機種、そしてフロート&キャロ用モデルで1機種というラインナップになっています。
やはり一番手軽なジグ単ベースのライトモデルが一番充実していて、私もこちらのライトモデルを購入しました。
ライトモデルは超ショートレングスの5.0フィートから、一番長いモデルで6.8フィートとなっています。
私は少し短い方の5.8フィートを購入しましたが、これまでもアジングロッドは6フィート弱ばかりを使ってきたので、このレングスは全く問題無い認識です。
また、”鯵道”は名前の通りアジングをメインとしたロッドなので、ブランクスは非常に細いです。
過去に使ってきたロッドの中でも最も細いと感じるレベル。
しかし、バット部のパワー感は全く不安を感じないレベルです。
メジャークラフトさんとしてのブランクス新製法【R360構造】と東レ社の最新カーボン素材である【東レ トレカT1100Gカーボン】をまとっているので、強度・パワーという観点では少なくとも湾奥でアジングをしている限りは問題が出ることは無いのは間違いないと思います。
【メジャークラフト 鯵道 1G】もブランクデザインなどは5Gを踏襲しているとなっていますが、素材までは同じではないので、ここが価格・性能面での差になるかと思われます。
そして一番肝心のティップ部ですが、画像を見てもらえばTOPガイドから第4ガイドまで黄色のスレッドが巻かれている部分がソリッドになります。
第4ガイドはスレッドが樹脂コーティングされておりバット部から第4ガイドまではチューブラーになっています。
ティップセクションの視認性として蛍光イエローのスレッドが巻かれている感じですが、実際の釣りではほとんどティップを見ながら釣りをすることは無く手元だけの感覚で釣りをするのでスレッドの意味はあまり無い気がします。
なお、ティップはひと昔前のソリッドティップのようなフニャフニャ系ではなく、最近の流行りであるピンッ!と張りのあるタイプ。
キャスト時やフッキング時など負荷がかかるとちゃんと曲がってくれますが、リグを操作している時などはラインから伝わってくる情報をビンビンにアングラーに伝えてくれる感じのティップとなっています。
負荷をかけた時のベントカーブも見ておきました。
こちらは負荷約500gくらいでこの曲がり。
極端なティップ部のカギ曲がりもなく、全体的に曲がる感じですが、やはりソリッドのティップ部はより曲がりこんでいますね。
もっと負荷が小さい時はティップ部だけが仕事をする感じです。
クセの無い綺麗なベントカーブかと思います。
ガイドは、バットガイドがシングルフット仕様。
1Gは普通にダブルフット仕様なので、ロッドの重量の差にもなってくるかと思います。
最後にグリップのインプレですが、リールシートを含むフロントグリップは手のひらが当たる部分が丸みを帯びたEVA素材になっており、軽く握った際に非常に手にフィットします。
また、グリップのフロント部も短く設計されているので、人差し指でブランクスに触ることができます。
村田基さん曰く『バイトはブランクに触ってわかるもんじゃない』とのことですが、軽いリグを操作する際に指先の延長のように扱えるのは、操作しやすさの面でGoodポイントだと私は感じています。
タックス収納時にはセンターカット2ピースのメリットも
ロッド本体のインプレは以上となりますが、このロッドのメリットについて少し追加で記載しておきたいと思います。
サーティフォーのアジングロッドはほとんどがセンターカットの2ピースではありません。
また、アジングロッドではありませんが、シマノのスコーピオンなどもセンターカットの2ピースではなく”ワンハーフ”と言われるバット部が短く、ティップ部が長い状態になっています。
ロッドとしてティップ部、ベリー部、バット部それぞれの役割を意識して設計する場合、必ずしもセンターカットにならないというのは理解できますが、せっかくコンパクトに納めることができる2ピースでも、ティップ部が長いと持ち運び時などには気を遣う必要が出てきます。
サーティフォーのロッドでは、バット部の足りない長さを補う専用のパーツがバット部側に付いてきますが、結局ロッドのパーツがひとつ増えることになるので、収納面でも価格面でも効率がいいとは言い難いことになるかと思います。
あくまでもロッドのバランスを最優先させる結果というのは百も承知の上ではありますが。
前置きが長くなりましたが、【メジャークラフト 鯵道 5G】は完全センターカット2ピースなので、収納はシンプルにまとまります。
私はアジングロッドの収納にサーティフォーさんが去年出されたロッドベルトセットを使っているのですが、これを使えばティップ部まで綺麗にガードしつつ纏めることができます。
このロッドベルト&ティップガードは非常にいいアイデアの製品だと思って買ったのですが、よくよく考えると肝心のサーティフォーさんのロッドで使えないというのは不思議な話しですね(^^;
最近のアジングロッドでジグ単用のモデルはほとんどがソリッドティップかと思います。
しかも、どれも極細ティップ。
メジャークラフトさんの製品サイトではティップ部のロッドの径が記載されていませんが、間違いなくめちゃくちゃ細いです。
クリアブルーさんなどはラインを通したままの状態でタックルを車に積んで移動すると、車の振動でハンドルが自然に回ってしまうので、ティップ部の破損を発生させないよう注意喚起の記載が製品サイトで出されています。
ティップを折るのは、釣りをしている最中に魚を掛けた際ではなく、ほとんどが移動中に何かにティップを引っ掛けたり当てたりして折れるとのことなので、ティップ部をしっかりガードできるツールは持っていても決して損は無いかと思います。
折れてしまってからでは遅いので!
メジャークラフト 鯵道 5G まとめ
と言うことで【メジャークラフト 鯵道 5G】の入手ファーストインプレッションでした。
ロッドの性能や使い心地については、実際にキャストしてみたり、魚を掛けてみないとわからないものですが、ある程度いくつかのロッドを使っていると、振った感じやロッドの張りなどで実釣時のイメージは沸きます。
10年以上前などだと、安い竿は変にベナンベナンだったり、硬すぎたりとバランスの良い竿はなかなか無かったのですが、最近では素材もよくバランス設計もレベルが高いロッドが比較的安価で入手できるような感覚があります。
一方で、インフレ関係なく、ハイエンドはめちゃくちゃ高くなっていますね。
昔はルアー用のロッドでもリールでも、10万円もするようなタックルは聞いたことが無かったのですが、特にハイエンドのリールは高くなってきてますね。
バス釣りを再開した20年くらい前は、ステラでも5万円も出せば新品が買えたのに・・・
まぁ、釣り業界における経済効果として、高いタックルが売れるというのはいいことなんだろうと思うし、確かにスピニングリールの場合はハイエンド機種の性能は魅力的ではあります
が、庶民アングラーには遠い世界の話しで、清水の舞台から飛び降りるつもりで買えたとして1台・2台が限界(汗
ハイエンド1本買うのなら、ハイコスパロッドを近距離戦と遠投ゲーム用に2本買った方が釣りの幅も広がりますしね!
と言うことで、今回のロッドもハイコスパリール代表としてしっかり実釣で使ってみて、良し悪しをインプレしたいと思います。