こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
桜の開花が進んでますが、この週末は残念な雨の週末となってしまいましたね。
単なる雨ではなく、かなり気温も下がったので、桜の開花も少し進捗が悪くなっているかもしれません。
しかし、来週には4月に入るということで、バス釣りではスポーニング最盛期に突入です。
そして、ソルトではチニングも十分狙って釣れる時期に入ってきたかと思います。
昨年を振り返ると、まさに4月頭に淀川に釣行して良型キビレをゲットしています。
と言うことで、今回は最近のボトムチニングのメインリグとなっている”フリーリグ”に関連したシンカーについてピックアップしてみたいと思います。
お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ボトムチニングでは、シンカーは重要アイテム
さて、チニングでは楽しみ方がいろいろあるということは再三にわたりこちらのブログでもご紹介してきた通りです。
大きく分類すると、キャスティングにてボトムを釣るスタイルと、垂直護岸などを利用してリグをフォールさせて釣るスタイル。
他に、垂直護岸ではバイブレーションなどを利用してテクトロなどをすることでチヌ・キビレを釣ることもできますが、ボトムでやる釣りを中層でやる応用編と思います。
今回の記事では、ボトムチニング用のシンカーを扱う訳ですが、ボトムチニングにおいてシンカーは一番重要なアイテムではないか?と個人的は思っています。
ワームやロッドなどに注目が集まりがちですが、ボトムチニングではシンカーのスナッグレス性能が一番釣りに影響を与えると思います。
岩場や牡蠣瀬などを狙うことが多いボトムチニングでは、根掛かりと常に背中合わせの状況で釣りをすることになるので、キャストの度に根掛かっていたのでは釣りになりません。
この根掛かり回避性能という点では、ボトムチニング初期ではテキサスリグがメインだったかと思いますが、陸っぱりからのキャスティングゲームでは、障害物に対して入射角が狭すぎるので、テキサスリグでもかなりの高確率で根掛かってしまいます。
専用リグとして、硬質発砲をベースにした【チヌぼんぼん】や【シマノ ネガカリノタテ】などの製品もありますが、単体の価格が高いのでロスト確率の高い釣りでは財布に厳しい事態となります。
そこで最近流行っているのが【フリーリグ】になります。
バス用のリグとして浸透したリグですが、フックとシンカーが独立していることと、シンカーの端にあるラインアイを利用することから、根掛かっても上方向にしゃくってやることでスタック脱出が可能であり、チニングにマッチしているリグになります。
使われるシンカーは、ナス型から棒型までいろいろ出ており、私個人的にはバークレイの棒型のシンカーが根掛かりが少なく愛用しているところです。
根掛かりが厳しくなければナス型の方がボトム感知性能も高いので良いのですが、根が厳しいと棒型の方が釣りがし易くなります。
しかし、それでも根掛かりは100%回避することはできません。
また、根掛かりを軽減する方法として、シンカー形状以外にウェイトを軽くすることも効果的です。
これについては、流れの有無や水深などを加味して考えなければならず、ボトムを確実に取れるギリギリのウェイトを選択することで根掛かり回避率を上げることができるのですが、フリーリグの場合はシンカー交換の為にラインをカットしてリグり直さないといけない煩雑さもあり、スナップを付けてシンカー交換効率を良くするなどの工夫をしています。
と言うことで、快適に且つ効率的に釣りをするには密かに工夫をする必要があるのがボトムチニングとなりますが、ここに、根掛かり回避性能が高いシンカーや、シンカー交換効率が良いシンカーがリリースされたのを発見しました。
では、具体的にアイテムを紹介してみたいと思います。
イレギュラーな形状が根掛かりを回避してくれる
まず、最初に紹介するのは【フェイズアップ】というメーカーさんの【ペンギン タイプR】というシンカーになります。
メーカーさんのHPはこちらですが、HP自身はかなり手作りな感じです。
その名の通り、ペンギンをモチーフにした形状をしたシンカーなのですが、従来のシンカーのようにつるっとした形ではなく、凹凸の多い形状をしているが故に、根掛かった時にもロッドでシンカーを動かしてあげることでイレギュラーにシンカーが動き、スタック脱出がしやすいということです。
確かに、フリーリグ向けのシンカーで細長いタイプは沢山みますが、ここまでイレギュラーな凹凸があるシンカーは見たことがありません。
上の画像の通り、ヘビータイプは18g~となっていますが、ノーマルモデルはもっと軽い製品も揃っています。
因みに、根掛かり回避性能のアップを意識してデザインされた訳ではなく、ペンギン型のシンカーって面白いでしょ?的なノリで作られた製品とのことです。
製作者の意図しないところで、意図しない成果が出ることって釣り具以外でもよく聞く話しですが、こちらの製品もそんな感じですね。
身近な釣具屋で売っているかと思ってチェックしてみたのですが、置いてませんでした。
ネットで買える情報を探さないといけません(汗)
鬼才が生み出す、新コンセプトのシンカー
続いて、フリーリグ用の新しいシンカーを紹介します。
ライトゲームというよりは、ロックフィッシュ&チニングのイメージが最近強い、金丸竜児さんが代表の”RUDIE’S(ルーディーズ)”から画期的構造のシンカーが登場します。
その名も【ルーディーズ ロックゲームシンカー】
これまでも紹介している通り、【メバVIBヘッド】や【根掛かり軽減J.H.】など、既存のメーカーさんが作らないような少し凝った機能を持ったアイテムを次々に製品化して発売している”RUDIE’S(ルーディーズ)”さんですが、今回はロックフィッシュやチニングで多用されるようになったフリーリグ用のシンカーを5月頃にリリースされるようです。
このシンカー、何が画期的かと言うと、ラインを切らずにシンカー交換ができるというところです。
私もやっている、スナップを利用してシンカー交換がし易くなる工夫は、チニンガーの皆さんは実践されている方も多いかと思いますが、こちらの【ルーディーズ ロックゲームシンカー】は更にシンカー交換が早くて楽にできる感じです。
ラインを通したロックパイプというパーツを回転させて、シンカーに固定したり外したりすることができる仕組みになっています。
シンカー形状がナス型なので、根が厳しくて根掛かりの多いポイントでどのくらい使えるのか?が唯一気になる点ではありますが、シンカーのカラーもカモフラージュ系のカラーですので、デイゲームでもチヌ・キビレにより違和感を与えずに使うことができるのではないかと思います。
後、ウェイトバリエーションですが、5g~35gまで8種類と幅広く揃っています。
これは磯など含めてロックフィッシュゲームをされる金丸さんならではの拘りのウェイトバリエーションではないかと思います。
こちら、発売は4月下旬~5月頃ということですので、釣具屋で見つけたら速攻で入手してみたいと思います。
チニング フリーリグ用 NEWシンカー まとめ
と言うことで、今回は2種類のフリーリグで活躍してくれそうなシンカーをピックアップしてみました。
ボトムゲームのチニングにおいて、フリーリグの有効性が高いのは既にいろんなアングラーさんの実釣結果で証明されています。
そんなフリーリグを如何に快適に使えるか?はスナッグレス性能に尽きると思います。
スナッグレス性能が高ければ、根掛かりの厳しいポイントでもビビらずに細かい攻めができると思いますし、そうすることでより釣果も出せるのではないかと思います。
どうしてもワームなどに注目が集まりがりなのですが、根掛かり連発しているようではワームの消費も早くなってしまいますし、そもそも釣りができる時間も削られますし、精神的なストレスも高くなってしまいます。
ワームもシンカーもただじゃないですからね(^^;;
と言うことで、今後もこのような”釣りを快適にできるアイテム”については、見つけたらどんどんピックアップしていきたいと思います。