皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
雨の多い日が最近続いていますが、そろそろ暖かい日が増えてきたので、例の”アレ”の季節に入ってきたのではないかと思います。
その”アレ”とは、チニングのトップウォーターゲームになります。
ボトムチニングも十分奥が深くて楽しいのですが、水面でバイトが炸裂するシーンが見えるトップチヌは非常に興奮度の高い釣りになります。
そんなトップチヌのシーズンインに合わせて、改めて対応するルアーをチェックしてみたいと思います。
では、関心を持って頂けた方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ダイワ シルバーウルフ ラフトリック 90F
まずは自分が使ったことがあるルアーから紹介していきます。
ダイワのシルバーウルフブランドのプラグである【ダイワ シルバーウルフ ラフトリック 90F】
こちらは昨年に、私も年無しのクロダイを釣らせてもらったルアーになりますが、一番の特長はクロダイ用ルアーにおいては最重量と言ってもいいくらいの13.5gと言う重量。
当然ですが、めっちゃ飛びますので、陸っぱりでもかなりの広範囲をサーチできるルアーになります。
静止時の浮き姿勢はかなりの立ち姿勢であることと、浮力調整が頭の尖端が少し出るくらいの弱い浮力設定になっていることで、クロダイがルアーの下から食いにきた時にしっかり口の中に入りやすい設定になっています。
また、クロダイの場合はブラックバスやシーバスと違ってルアーを頭から吸い込むようなバイトはしてこず、後ろや横方向から噛みついてくることが多いので、フロントフックは通常のトップウォータープラグよりも少しテール側にセットされていて、フッキングがいいようになっています。
いろんな意味でクロダイ専用設計のプラグということです。
ただ、念のためコメントしておくと、ベイトタックルでフルスイングで使う場合、ルアーが飛んでいる途中でバックラッシュしたらかなりの確率でラインブレイクしてしまいます。
私は去年、2回この事象でラインブレイクしています。
※1回は風で押し戻されたことで運よく回収できたのですが
PEラインの0.6号を使っている前提になりますので、1号くらいのラインを使っている場合はラインブレイクは回避できるかもしれませんが、0.6号は結構ヤバイのでキャストする際はラインの噛み込みやバックラッシュしそうなラインのたるみや絡みが無いか?時々確認することをおススメします。
ライントラブルの話しを除けば、一番使い易いプラグと言っても過大評価では無いと思っています。
メガバス Megabass 水泡 SwingHot
2つ目に紹介するのは、ポッパー系のプラグになります。
メガバスさんから出ている【メガバス Megabass 水泡 SwingHot】で、サイズは60mmとまさにクロダイ用のプラグの標準サイズ。
クロダイ釣り/チニングのメッカである浜名湖発のルアーと言うことで、チニングを研究した結果できたルアーと言えます。
過去の記事でも紹介していますが、こんな小さなクロダイでもアタックしてくるルアーです。
ウェイトは7gとなっていますが、実際に使っている感覚ではかなり飛距離もかなり優秀なプラグだと思います。
ジャンルとしてはポッパーですが、フロントのカップがかなり斜めに作られており、ドッグウォークもこなせるルアーです。
当然、ベイトタックルでも扱えるルアーなので、私もチニングに行く時には常に持ち歩くようにしています。
その他、メガバスさんらしいところとしては、フックが取付られているフックアイがローリングスイベルになっており、魚がヒットして暴れた際にフックオフが発生することを低減する仕様になっています。
ルアーのカラーも豊富でソルトシーン向けに準備されているので、クロダイが捕食しているベイトに合わせることもできますし、釣りをするフィールドの水の色に合わせることも可能。
チニング用のプラグとしてはよく見る”スイカ”のカラーはありませんが、それもメガバスさんらしいところではないかと思います。
チニングのトップゲームをこれから始めてみたいという方がおられたら、ベイトタックルだけでなく、スピニングタックルでも快適に使えるので、最初に買うルアーとしては最適ではないかと思います。
ジャクソン Jackson R.A.Pop
3つ目も私が実際に使ったルアーになります。
ジャクソンからリリースされているクロダイがターゲットのルアー【ジャクソン R.A.Pop】になります。
このルアーは70mmでウェイトが7gです。
重心移動などの仕組みは採用されていないので飛距離はそこそこですが、ポッピングで泡や飛沫で誘うこともできますし、小刻みにトゥイッチすることで振り幅の小さなドッグウォークをさせることも可能です。
ブラックバス用のポッパーだと、リアフックにフェザーフックが標準で付いているルアーが多いのですが、先に紹介した”Megabass 水泡 SwingHot”もそうですが、標準はフェザー無しのフックになっています。
あくまで私の認識ですが、リアフックをフェザーフックにするとルアーがターンしにくくなるので、ドッグウォークを交えて連続的に動かして使いたいならリアフックはノーマル。
ポッピング&ステイで見えて食わせたいなら、リアフックにフェザーフックを利用するのがいいのではないかと思います。
私はフロントフックにフェザーフックをセットして、ポッピング&ヘッド部へのバイトを狙って使っています。
と、わかったようなことを買いていますが、昨年のチヌトップのシーズンでこちらのルアーではまだ釣果が上げられていません。
今年はルアーのポテンシャルをしっかり引き出して、魚をゲットしたいと思っています。
メガバス DOG-X QUICK WALKER SW
ここからは私自身は使ったことが無いルアーになりますが、今期のシーズンで是非使ってみたいルアーをピックアップしてみます。
メガバスさんの”DOG-X”と言えば、バスフィッシングで一世を風靡したルアーですが、オリジナルに加えて”ジャイアント DOG-X”やダウンサイジング版の”DOG-X KOAYU”などは製品も多くあります。
そんな”DOG-X”シリーズにクロダイ用のモデルが登場しています。
【Megabass DOG-X QUICK WALKER SW】というルアーで、チニング用ルアーとしては大きなルアーになります。
具体的なスペックとしては、サイズは87mmと言うことで【ダイワ シルバーウルフ ラフトリック90F】に匹敵するサイズ感。
ウェイトとしては12gと言うことで、飛距離を出したい方にはもって来いのスペックです。
こちらの製品の魅力・特徴は当然飛距離だけではなく、世界のメガバスとしてのオリジナルの機能が搭載されています
一つは”シーソーバランシングシステム”と言う慣性バランサーシステムで、大きなサイズながら180度オーバーのテーブルターンを実現します。
そして、”ウォータースルーギル(PAT.)”はヘッド部のエラの部分に水を通す仕組みを持っていて、ドッグウォーク時にスプラッシュとサウンドを発生させてクロダイを誘います。
これは水面でのアクションにも威力を発揮しますが、キャスト時の飛行姿勢の安定化にもつながっているようです。
最後にカラーのラインナップですが、ソルトウォーター向けのルアーなので、カラーもバス用のようなアユやオイカワのようなカラーは無く、クロダイ向けのカラーになっています。
価格については、メガバスさんのルアーとしては比較的リーズナブルな部類に入ると思われる1,750円(税抜)になっています。
大きなサイズのルアーが欲しい方は、”ラフトリック90F”との選択肢に加えてみるのもいいのではないかと思います。
ジャッカル ブリーカー TOPPY 67F
こちらのルアーは何度もこちらのブログでも紹介しているルアーで【ジャッカル ブリーカー トッピー TOPPY 67F】になります。
今年の5月リリースということですが、まだ釣具屋の店頭では見ていません。
6月に入りますので、店頭及びネットショップ要チェックです。
まだ、見たことも使ったことも無いので何とも言えないところは多いのですが、飛距離の面でアドバンテージを持つルアーと言うことと、ポッパーのデザインですがペンシルベイトの要素であるドッグウォークもこなす多才なルアーということです。
詳しくは過去の記事をご確認頂ければと思いますが、ソルトに力を入れているジャッカルさんの製品なので、実釣性能には期待しています。
DUO BayRUF リプラッシュ 62F
最後に紹介するのは、DUOさんの製品でチニング専用設計の【DUO BayRUF Reprush 62F】になります。
DUOさんでは、チヌトップゲーム用に【DUO REALIS PENCIL 65 & 85】というプラグもリリースされていますが、そこに新たなチニングプラグの追加と言うことです。
【DUO REALIS PENCIL 65 & 85】は名前の通りペンシルベイトな訳ですが、【DUO BayRUF Reprush 62F】は”ペンシルポッパー”という機能になります。
ここまで読んで頂けた方は既にお気付きかと思いますが、最近のチヌトップゲーム用のプラグはほぼ全部”ペンシルポッパー”になります。
純然たるペンシルベイトとしては【ダイワ シルバーウルフ ラフトリック90F】くらいになりますね。
しかも、ペンシルポッパータイプのルアーの形状は、ほぼ全てヘッドのカップ部分が斜めに作られているというところも特徴ですね。
”Reprush”については、カップの下に水を通す穴が作られていて、この穴を水が通ることで移動距離の小さなターンをこなせるように工夫されています。
サイズは62mmと言うことで”Megabass 水泡 SwingHot”と”Jackson R.A.POP”の中間サイズですが、ウェイトは7.5gあります。
タングステン固定ウェイトですが、飛距離面では優位性を持っているのではないかと思います。
この形状だからこそ、ドッグウォークもさせやすく、単独のアクションではスプラッシュも演出できるという感じです。
カラーラインナップも、光を透過するクリア系のカラーから、濁った水の時に強いマットソリッド系のカラーまで、いろいろな条件に合わせることができるカラーが揃っていると思います。
価格も1,600円台ということで高く無いので、今期、追加でゲットしておきたいルアーの上位にいる製品です。
トップチヌ用のプラグチェック まとめ
と言うことで、あくまでも個人的な好みだけですが、トップウォーターゲームでクロダイを狙うために使ってみたいルアーの紹介でした。
今回ピックアップしたルアー以外にも、チニングで使えるトップウォータールアーは沢山あるとは思いますが、今回紹介したものは全てベイトタックルでもストレス無く使えるベイトキャスターにおススメのルアーに絞っています。
5g以下のペンシルベイトやポッパーもありますが、そのクラスのルアーを使われたい場合は、スピニングタックルでの使用をおススメしたいと思います。
重量の無いルアーをベイトタックルで無理やり投げようとすると、バックラッシュなどのトラブルの原因にもなりますし、そもそも飛距離が出せないのでストレスが溜まるだけ。
魚が釣れる釣れない、の前に釣りの動作が気持ちよくできるというのも大事なことなので、自分が使うタックルとのトータルバランスを見て、使うルアーを決めて頂くのがいいかと思います。
9cm~10cmクラスでチニングには大きいと感じるプラグでも、クロダイがその気になっていれば平気でバイトしてきますし、そもそも大きくて飛距離が出るルアーならアングラーの存在を気にしていないフレッシュな魚にアプローチできるので、結果として豪快なバイトシーンに出会えるチャンスも増えるのでは?と考えています。
また、トップシーズンが本格化したら、積極的に使ってみて操作性の良し悪しなども記事にしていきたいと思います。