残りの時間でその他のワームも検証 ”ヤマタヌキ”にバイト集中
とりあえず2匹ゲットできたことで満足度も満たされたので、ここから更に検証作業を展開してみることにしました。
まずは、まだクロダイが釣れていないワームを試してみようと【エクリプス パンチングシュリンプ 2.5in】を試してみることに。
水の色も風と潮流の影響でどんどん赤く濁ってきたので、ハッキリしたカラーとゴールドのラメの効果に期待しての投入です。
実店舗では置いているところが無いのでネットで調達したワームで、カラーは”モーターオイル/ゴールドフレーク/パープルフレーク”しかありませんが、動きでのアピールに期待。
ボトムを丁寧にトレースして、バイトを探し続けますが、なかなかバイトがありません。
岩などにスタックした時にシェイクして外してリアクションバイトも狙っていきますが、これも反応無し。
いろいろ試しても反応が得られないので、さすがに我慢しきれずにルアーをチェンジすることにしました。
何を使おうか迷いましたが、濁りがどんどんキツくなっていくので、ワームの小型化は避けて大きなワームのアピール力を試してみることにしました。
ワームは久々に使う【ゲーリーヤマモト ヤマタヌキ】を選択。
シャローなのでネイルシンカーベースの軽いリグにしようかと思ったのですが、少し前から吹き始めた風がいきなり強くなってきたので、軽すぎるリグではボトムも把握できないと思い、軽めの5gシンカーをセットしたMKリグを使ってみることにしました。
ワーム自身のウェイトが大きいことと、空気抵抗が小さいフォルムのおかげでキャストの飛距離は十分確保できます。
着底させ、ズル引きをせずにチョンチョンと小刻みにアクションさせながら引いていると~
ココンッ!
ティップを叩かれるような明確なバイトをキャッチ。
先ほどまでバイトが無かったのがウソのようにすぐにバイトが出てくれました。
本バイトに備えて準備をすると、2度3度と追従バイトが出ますが食い込んでくれません。
すぐにリグを回収して同じエリアを通すと、またもバイトが!
しかし、ルアーが大きいためか、しっかり食い込みアタリが出ません。
同じエリアに固執せず、広範囲に探っていくと、あちこちでバイトが出るのですが、どれもこれもしっかり食い込んでくれません。
バイトの数だけで言うと10回は明確なバイトをキャッチしていたと思います。
『大きな個体なら一口で持っていくはず』と信じてキャストを続けていると、それまでのバイトに比べて更に大きな明確なバイトが伝わってきました。
一瞬身構えて本バイトの準備をすると、ティップが一気に持っていかれました。
やっと食い込んでくれた!と懇親のフッキングをすると!
スッポ~~ン・・・
あんなにティップをしっかり持っていったのに、敢え無くすっぽ抜け。
リグをチェックすると、フックの際からワームがバックリ裂けていました。
フックまで食ってなかったんですね~
と言うか、改めてリグを見ると、ワームがバルキー過ぎてオフセットフックのフトコロにワームがズレる余裕がありません。
これはフッキング悪いにきまってますね(汗)
何とか対処できないか?と考えたのですが、今回使っているフックは【RYUGI リューギ LT CARO OFFSET #1】なのですが、これ以上大きなフックも持っておらず、一旦”ヤマタヌキ”は諦めることにしました。
しかし、詳細は後述しますが、実はリカバリができたかもしれないフックを持っていたのですが、この時は頭がそこまで回りませんでした。
最後に、とりあえずバイトの主の確認をしておこうと【ジャッカル ブリーカー スリットクロー 2.2in】にチェンジしてみましたが、潮位が一気に上がってきてしまったので、この日はここでストップフィッシングとしました。