皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
8月に入り暑さも本格化してきましたね。
日中はエアコンの効いたところで居ないと汗が噴き出てくる状態で、日中に釣りをする場合は熱中症をはじめとした体調管理には万全の対策が必要だと感じます。
そんな人間にとっては辛い時期ですが、釣りにおいてはいろいろなターゲットの魚が釣りやすい時期でもあります。
ルアー釣りに拘らなければ昼夜を問わずいろんなターゲットが狙えるのですが、そんな中でもライトなタックルで気軽に釣れる魚に絞って今回は記事にしてみようと思います。
チニングをやり始めた時に『ルアーって意外といろんな魚が狙えるんや!』と思いましたが、時代は進み、今では非常に幅広い魚がルアーで狙えることがわかってきています。
ハゼはワームでのちょい投げでも釣れますし、小型クランクベイトでも釣れます。
シロギスも私はハゼクランクで釣ったことがありますが、小型メタルジグでも釣れることがいろいろなところの情報でアップされています。
アジも夏前に生まれた魚が釣りで狙えるサイズになってきていて、サビキ以外でも狙える時期になっています。
と言うことで、今回は手軽に狙えて、食べても美味しい魚を身近で釣るというスタイルに絞って記事にしてみたいと思います。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
手軽に狙えるハゼは釣り方も豊富で楽しめる
まず最初はハゼ釣りについてです。
ハゼクランクもライトゲームロッドがあれば実施できる釣りではありますが、釣りをする場所の水深と、使用するクランクベイトの潜行レンジを調整しないといけないので、今回はハゼクランク以外の簡単な釣りをメインに書いてみたいと思います。
・お手軽ちょい投げの釣り
ハゼ釣りは誰でも手軽に狙えるターゲットとして多くの人に親しまれている釣りで、一番メジャーなのはゴカイなどのエサを利用した”ちょい投げ”での釣りか、のべ竿を利用した”うき釣り”になりますが、ライトゲーム用のロッドやバス釣りのライトリグ用のロッドなどがあれば簡単に始めることができます。
まず、一番簡単なのは5g~10g程度の軽量シンカーを使ったちょい投げ釣りになります。
遠投する必要はないので、6フィート(180cm)前後の竿があれば利用可能で、スピニングタックルがベストです。
使用するスピニングリールも2000番くらいの小型のリールでOK!
※もちろん、2500番~3000番でもOK
ラインはPEラインの0.4号~0.6号くらいが理想ですが、シーバス釣りなどでよく使う0.8号~1.0号でも全く問題ありませんし、フロロカーボンラインなどのモノフィラメントラインでもOKで、4lb~6lbくらいで十分釣りが可能です。
ちなみに、PEラインを利用する場合、ラインにシンカーを通して、その先にローリングスイベルを付けることで面倒なリーダーシステムを組む必要はありません。
ローリングスイベルの先には、2lb~4lb(0.6号~1号)くらいのフロロカーボンやナイロンラインを30cm~40cmほど結び、その先にキス針や小型の袖針などを結べば仕掛けは完了します。
なお、キス針や袖針は管付き(ラインアイ付き)のものがほぼ無いので、リーダー(ハリス)を結ぶには外掛け結びでも内掛け結びをする必要がありますが、細かい作業が難しいと感じられる方は、釣具屋でハリス付きで売られている製品を利用すれば楽かと思います。
最後に、針に付ける”具材”ですが、小型で細身のワームなどがあれば流用可能で、アジングなどで使うワームが流用可能かと思います。
『ワームがどうしても信用できない』という方は、300円くらいで売られているイシゴカイを1パック買っていけばいいかと思います。
この仕掛けのメリットは、釣りをする場所の水深をあまり気にしなくてもいいという点が挙げられます。
河口部に多く見られるコンクリート護岸からでも釣り可能ですし、干潟などで遠浅になっているような場所でも釣りができます。
最後に、上で紹介したリグのパターンは最もシンプルで安価なセットで書いていますが、天秤オモリを使えばボトムから少し仕掛けを浮き上がらせてアピールするなどの効果が期待できますので、取り入れるのは大いにアリ。
私も昨年の夏シーズンで子供とハゼ釣りに行った時は根掛かり回避とリグの飛距離を重視して10gの天秤オモリを使用しました。
・超ライトメタルジグの釣り
後、もう一つの仕掛け(リグ)としては、小型のメタルジグやスプーンなどを使う釣りも手軽にできる仕掛けになります。
具体的には、こちらのブログでも過去に紹介したことがある【ジャッカル グッドミール巻きエサジグ】などを使うのがリグ作成面では楽かと思います。
使用するウェイトは、釣りをする場所の水深や、キャストしたい距離によって決めればいいかと思いますが、あまり重い製品を選ぶと根掛かりが多くなってしまうので、ボトムを感知できることを前提に出来るだけ軽いモノを選ぶのがいいかと思います。
また、同じくこちらのブログで過去にご紹介している【INX.Label ナッソジグ】なども適合するルアーになるかと思います。
いずれの小型ジグを使うにしても、フックに小型のワームを付けるも良し、イシゴカイなどの生き餌を付けるも良し、手軽に楽しめることを前提に決めればいいかと思います。
この他にも、アジング用で売られている小型メタルジグなども利用可能で、フックはリア側に付ければワームやエサを付けて使いやすいと思います。
手軽に数釣りができて、持ち帰って食べても美味しいのがハゼですので、是非気楽に数釣りを楽しんでみてもらえればと思います。
ハゼと言えどもヒットした時の引きはなかなかのものなので、ハマること請け合いです。
アジングの”ジグ単&孫針システム”という新しい形
次に、アジングの仕掛けについて紹介してみたいと思います。
私の中でのアジングは、これまで99%ジグ単の釣りしか無かったのですが、ジグ単の釣りは食わせや掛けで最高に面白い反面、小型のアジなどを相手にする場合、非常にフックアップさせにくいという難点がありました。
いわゆる”乗らないバイトの悶絶フィッシング”というやつです。
しかし、小型のアジでも食わせやすそうなリグ(システム)をとある釣り総合情報サイトで見つけたのですが、それが”MSシステム”という名前で紹介されていました。
MSは”マイクロ サテライト”の頭文字とのことで、リーダーの先に付けた孫針+ワームが本体のジグヘッドの衛星(サテライト)のようになることから命名されたようです。
まぁ、このようなリグは今までも普通に試されたことがある方も多くいるかもと思いますが、アジングのリグとして確立されたのが”MSシステム”という感じです。
紹介されているリグの構成としては、ラインの先端にスナップを結び、そのスナップにジグヘッドをセットしつつ、リーダーもスナップに結び、リーダーの先端に極小のフック&極小ワームをセットする仕組みになっています。
リグの解説ではリーダーの長さは40cm~60cmと書かれていましたが、使用するロッドの長さ次第ではあまりリーダーが長いとキャストなどがやり辛いのではないかと思いますので、5フィート台のショートロッドで使うならもう少しリーダーは短い方がいいかと思います。
極小のフック&ワームを使うことで”サテライト”部分はほぼフリーで漂う状態になりますので豆アジや活性が低くて吸い込み力の弱いアジが釣りやすくなるというのはよく理解できますが、リーダー部分は弛み(たるみ)が生じるのでバイト感度は少し下がることは意識しておかないといけないかと思います。
この”MSシステム”であればアジのサイズに関わらず数釣りを簡単に楽しむことができるので、手軽にアジングを楽しみたい方は是非試してみて頂きたいと思います。
しかし、逆に考えると、コアなジグ単アジングフリークの方の場合は”掛けにいく”感じが薄まってしまうためにあまりオススメできないリグとも言えるかと思います。
砂地が絡む汽水域ではキスなども狙える
最後に、手軽&食べても美味しい、と考えた場合、河口などの汽水域で更に砂地のボトムが絡むような場所ではシロギスも狙うことができます。
狙うタックルやリグについては、先に記載しているハゼ釣り用のタックル仕立てがそのまま使えます。
より確実に釣りたい場合は、イシゴカイなどの生き餌を使う方が確率は高そうですが、以外と生き餌に反応しない魚がルアーに果敢にバイトしてくることもありますので、常に生き餌が有利という訳でもないところが面白いところ。
また、バイトの出方もエサ釣りよりも激しく明確に出たりするので、ルアーアングラーの方なら、まずはルアーで狙ってみることをオススメします。
なお、キスはクランクベイトでも釣れた実績があり、かなりアグレッシブな魚なのでヒットした際にはハゼ以上にファイトを楽しめる魚であることも付け足しておきます。
夏のライトゲームを楽しもう まとめ
と言うことで、夏のシーズンに手軽にできる釣りについて簡単にまとめてご紹介してみました。
突き詰めたエキスパートな釣りも個人的には大好きなのですが、家族も交えつつの手軽に楽しめる釣りもいいものです。
いつも言っていることですが『釣りは魚が釣れてナンボ』の部分が大きいので、手軽に釣ってリフレッシュするのもいいことかと思いますし、ターゲットの魚にタックルを合わせていくことで小物釣りでも魚の引きなどを十分楽しめるところもポイントかと思います。
また、最後に、今回紹介した釣りで釣れる魚はどれも食べて美味しい魚ばかりです。
ルアー釣りとなると”キャッチ&リリース”のイメージも強いですし、普段は基本”キャッチ&リリース”なのですが、アジでもハゼでも新鮮な魚を持ち帰って美味しくいただくのも釣り人の特権なので、その特権を放棄するももったいないです。
是非、皆さんも今年のシーズン、”キャッチ&イート”も含めて楽しんで頂ければ幸いです。