こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回も、またまたフィッシングショー大阪での見落とし新製品ネタになります。
シマノの”スコーピオンMD”については、300番台のモデルの【シマノ 21スコーピオンMD 301 XG】を持っており、過去にも使用感などのインプレを記事として掲載しています。
ラインキャパシティも大きく、太いラインでの釣り向きのリールでしたが、ショアからのソルトゲームでは少しオーバースペック気味な感じは否めませんでした。
その”21スコーピオンMD”から3年。
今年新たに”24スコーピオンMD”がリリースされます。
名前だけを見て、”21スコーピオンMD”のリニューアルモデルかと思っていたのですが、中身は違いました。
では、その内容をチェックしてみたいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
”24スコーピオンMD”は200番モデル
では、【シマノ 24スコーピオンMD】を見ていきたいと思います。
見た目も”21スコーピオンMD”からかなり変わっているのですが、一番の大きなポイントはサイズが違うということです。
”21スコーピオンMD”は300番台のリールでしたが、”24スコーピオンMD”はひとつ下の番手の200番台のリールになっています。
実物を見ていないので、”スコーピオンMD”という名前だけ見てスペックを見比べていて、重量があまりにも違うのでサイズが違うことに気付きました。
”21スコーピオンMD 300/301XG”は320gというなかなかの重量リールでしたが、”24スコーピオンMD 200/201 HG/XG”は215gとなっています。
ビッグベイトや大型ターゲットメインとなっていた”21スコーピオンMD”に比べると”24スコーピオンMD”は一気にバーサタイルモデルに変身しています。
バーサタイルモデルと言っても”MD”なので、20lbというかなり太いモノフィラメントラインを100m巻けるラインキャパシティになっているので、太いラインで大物を狙えるという点では十分なスペックのリールです。
そして、ボディのデザインも、そしてカラーリングも変えてきています。
シルバー調だった『21スコーピオンMD』に対して、ブラック系の『24スコーピオンMD』
そして、パームレストのデザインもかなりエッジの効いたデザインに変更されています。
同じ”MD”シリーズではありつつ、かなり個性の違うリールになっていることが見た目の違いからもわかります。
では、詳細な機能・仕様について見ていきたいと思います。
スプールもブレーキシステムも最新機能に刷新で低価格
まず、一番の注目ポイントはブレーキシステムです。
”21スコーピオンMD”は旧SVSブレーキを採用しつつ、6ピン⇒8ピンと、ブレーキの数を増やしてコントロール性能を改善した仕様になっていました。
ピンの数が多くなり、調整の幅が広いのは評価できましたが、いちいちサイドプレートを開けて調整しないといけないところはひと昔前のリールという感じで、使い勝手の面では微妙な感じでした。
しかし、”24スコーピオンMD”は最新の”SVSインフィニティ”ブレーキが採用されています。
外部からダイヤル操作でブレーキ調整ができる点は非常に利便性が高まったと言えると思います。
また、スプールについても大幅変更。
”21スコーピオンMD”は太いラインのキャパシティを確保するため、43mmという大口径のスプールに細い糸巻き面の軸という独特のスプールになっていましたが、”24スコーピオンMD”は最新の”MGLスプールⅢ”を搭載。
スプール径も大きめではりますが、35mmというバーサタイルに近いスプール径で幅は23mm。
これなら、通常のリールを使っている感覚とそれほど違いを感じることなく使えるかと思います。
ハンドルの長さは”21スコーピオンMD XG”と同じ45mm長なのでパワフルな巻上げ力を発揮できる長さに設定されています。
”マイクロモジュールギア”や”HAGANE BODY”などは”21スコーピオンMD”と同様に採用されつつ、”24スコーピオンMD”ではスプール軸に弱いテンションをかけることで静寂性の向上がある”サイレントチューン”が採用されています。
そして、リール重量は200番サイズにして215g!
これはかなり軽いモデルに仕上げてこられたと思います。
そして、そして、『21スコーピオンMD』が標準価格38,500円なのに対して、『24スコーピオンMD』は驚き大幅値下げの29,500円です。
このリールは売れるんとちゃいますかね~
シマノ 24スコーピオンMD 200/201 HG/XG まとめ
と言うことで、2024年に新たに市場投入される【シマノ 24スコーピオンMD 200/201 HG/XG】についてチェックしてみました。
ボディカラーについても、シルバ―調からブラック系に変わっていて、好みの違いはあるかもしれませんが、個人的にはかなりかっこいいリールになっているのではないかと思います。
残念なのは発売時期が未定と言うことですが、今の時期に詳細を発表されてきていると言うことは、5月~6月くらいには店頭に並ぶくらいではないでしょうか。
最近はフィネス向けのリールのリリースが多い中、パワーゲーム向けの貴重な新機種になると思います。
しかも、メタニウムやバンタムなどと大きな機能差が無いというのも魅力的かと思います。
バス釣りでも太いラインでカバーなどを撃つ釣りにも最適ですし、海水対応なのでソルトシーンでのベイトシーバスゲームなどにもジャストなサイズと性能ではないかと思います。
堅牢性というシマノのリールの魅力を余すことなく満喫できる【シマノ 24スコーピオンMD 200/201 HG/XG】は要チェックリールになると思いますし、幅広い釣り人層に活用される”売れるリール”になる可能性大だと思います。