皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
前回の記事にて【シマノ 22SLX DC XT 71XG】を調達したということを報告しましたが、新しいタックルを調達したからには使いたいのが釣り人の性です。
ということで、短時間ではありますが、湾奥に出撃してきました。
キャスト性能の確認ができればOKという気持ちで出撃しましたが、結果としてNEWリールの入魂という嬉しいおまけを頂くことができました。
また、NEWリールの性能確認にふさわしい魚に出会うことができました。
では、釣行記そしてタックルインプレをさせてもらいますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
クリアな水質を繊細な攻めで攻略
さて、釣り場に着きNEWタックルにて準備をします。
まずはキャストフィールを確認したかったので、いつも使っている10gのフリーリグに【ケイテック クレイジーフラッパー 2.4in】の”ライトウォーターメロンシュリンプ”のセットでスタートすることにしました。
ちなみに、リールのセッティング関連については次に詳細に記載したいと思います。
水質はここ最近のクリアな状況が変わることはありません。
先行者の方がおられましたが、私の狙いたいポイントとは違うところで釣りをされているので、撃ちたいところから順番に狙っていくことにしました。
まずは沖のハードボトムを狙うべく遠投し、ボトム変化を探っていきますが反応無し。
後は目視でギリギリ見えないくらいの場所にあるブレイクを狙うなどして、少しずつ移動しながら釣っていくと、過去にも釣れたことがある”とあるピンポイント”にて
コンッ!
一瞬でしたが、かなり力強いバイトをキャッチしました。
しかし、ここ最近の傾向で、そのまま追従バイトをしてくれません。
そこで、リグをチェンジしてみることに。
確信があった訳ではありませんが、風もなく穏やかな状態なので、魚は結構ニュートラルな状態なのではないか?と想定し、繊細に且つリアクションを引き出すような狙い方がいいのではないか?とイメージ。
シンカーはここ最近でもほぼ使ったことがない3.5gのシンカーにして、ワームは究極の食わせの性能がある【O.S.P. DoLiveHog SW 2.5in】の”タフコンシュリンプ”を使ってみることにしました。
これでバイトのあったエリアを狙い、ステイと小刻みなアクションを加えて、エビが逃げるような動きを演出するようにして探っていくと~
ゴンッ!!
自分でも出来すぎ?と思えるくらい、狙った通りに食ってくれました。
しかも、フッキングの瞬間の重みがここ最近ではあまりないくらい、ロッドが重くて立てることが難しいくらいの感じ。
強烈に突っ込む魚をドラグを出しながら耐え、岩などに擦られないようしっかりロッドを高い位置にキープしてファイトを開始。
下に下に突っ込むので『もしやマチヌ?』と思いましたが、粘って水面に浮かせてみると、いいサイズのキビレでした。
途中のファイトで時間をかけたので、最後のランディングではおとなしくネットに納まってくれました。
サイズは45cmということで、キビレにしてはいいサイズです。
バイトは完全にひったくって行く感じだったので、反転時に綺麗にカンヌキに掛かってくれていました。
たまたまですが太軸の【RYUGI リューギ LT CARO OFFSET】にしておいて良かったです。
結構早いタイミングで釣れてくれたので、念のため周囲をチェックしてみましたが、1回だけ明確なバイトがありましたが本バイトにつながらず。
大潮でどんどん潮位が下がっていくし、NEWタックルの使用感もしっかり確認できたので、この日は少し早めでしたがここで撤収することにしました。
22SLX DC XT 71XG 忖度抜きファーストインプレ
では、新しく投入した【シマノ 22SLX DC XT 71XG】のファーストインプレをさせていただきます。
前回の記事でもお伝えしましたが、見た目のバランスは悪く無い感じです。
まずはメカニカルブレーキの調整で、お決まりの”ゼロポジション”にセット。
ダイワのベイトリールはメカニカルブレーキをほとんど触らない仕組みの”ゼロアジャスター”になっていますが、シマノのベイトリールは従来通りのメカニカルブレーキ。
しかも、”22SLX DC XT”はメカニカルブレーキのクリック機能が付いていないので、ゼロポジションにセットしたことがキープされているのかわかりにくいのが少し残念なポイントです。
風はほぼ無かったのですが、いきなりバックラッシュも辛いので、まずは外部ブレーキダイヤルの「3」からスタートしてみました。
独特のDCブレーキ音を響かせつつ、不安感の無いキャストフィール。
当然、ラインの浮きもなく、違和感は感じませんでしたが、ブレーキが明らかに強くかかっている感じがしたので、すぐにダイヤル「2」にブレーキ力を下げてみます。
飛距離は明らかに伸びてラインの浮きもほぼ無い感じ。
ただし、着水時のサミングは必要そうな感じはしました。
まだまだイケそうだったので、更にダイヤル「1」に下げてキャストすると、キャストの後半で少しラインが浮く症状は発生。
とは言え、自身で軽くサミングすることで全く問題ないレベルで、投げにくさについては一切感じることはありませんでした。
風などの影響が少なければダイヤル「1」で問題無い感じで、少し影響を受けるシチュエーションであればダイヤル「2」の設定で十分かな?という気がしました。
先日のDay-25のような爆風のアゲインストの場合はどこまでブレーキを強くしないといけないのか?は今後の釣行で確認です。
「W」モードはかなりブレーキが強そうなので、爆風アゲインストでもできえればダイヤル「4」までで使えたらいいな、と思っています。
よく飛ぶという評価が多いですが、飛距離については【ダイワ シルバーウルフ SV TW PE-Special】と比べた場合、大きな違いは感じませんでした。
また、初回で3.5gという軽めのシンカーを使用しましたが、普通に実釣上で問題無いレベルの飛距離を投げることができましたし、近距離ポイントをピッチングで狙う分にも特にリグが浮いてしまうなどの不具合も無かったので、”MGLスプールⅢ”の効果で軽いルアーでも十分扱える性能も有していることが確認できました。
10g~7gシンカーであれば【ダイワ シルバーウルフ SV TW PE-Special】でも十分満足できるレベルの遠投ができていたので、それと比べて格段に飛んでいるという印象はありませんでした。
後、巻き心地については”マイクロモジュールギア”に期待していたところですが、アンタレスやカルカッタコンクエストのような”ヌメヌメ”感はあまり感じなかったのが正直な感想です。
同じマイクロモジュールギアでも、上位機種と下位機種では素材や精度の面で違いがあることは認識していましたが、まぁ3万円台のリールとしては十分滑らかかな?という感じでした。
また、標準装備の機能ではありませんが、後付けドラグサウンドについては、今回たまたま良いサイズの魚が掛かってくれたので十分確認することができました。
カッチカチに締めた状態から少し緩めるくらいの感じに設定したのですが、魚が突っ込んだ時にはスムーズにラインが出てくれて、ドラグ音でそれが確認できたので、ファイトはやりやすかったですね。
0.6号のPEラインでも全く不安なくファイトすることができました。
ロッドとセットした時の重みの感じかたについては、【ダイワ シルバーウルフ SV TW PE-Special】が185gと言うことで、10g程度しか差が無いので違和感や持ち重り感なども特に感じませんでした。
トータルで評価すると、キャストも安心してできるし、ドラグ性能も問題無いし、まさに少しライト目のバーサタイルリールというところで、まさにチニングにはちょうど良いリールだと言うのがファーストインプレッションの評価になります。
チニング Day-28 & ”22SLX DC XT 71XG”インプレ まとめ
と言うことで、短時間の釣行ではありましたが、クリアウォーターで反応を引き出すことに苦戦しつつ、良い魚と出会えることができてラッキーな釣行でした。
バイトしてきてもなかなか食い込んでくれない感じでしたが”エビ ピンピン作戦”が奏功してガッツリバイトを引き出すことができました。
やはり、ずる引きやボトムバンプ、STOP&GOなど、いろいろ試してみるのがいいということですね。
また、先行者の方が私の見ている範囲では釣れていなかったのですが、気になったのはひたすら同じ場所で釣りをされていたという点です。
バイトなどがあるから1ヶ所で粘っていた訳では無いと思います。
絶対的に魚がついていたり、必ず魚のスクールが通る場所があるようなポイントでもないので、1ヶ所で粘るメリットはほぼ無いポイントなだけに、見ていてもったいないなと感じました。
足で稼ぐ、ではないですが、私も探りながらどんどん移動したタイミングでバイトを得ましたし、バイトというヒントが得られるまでは積極的に狙い目を変えて攻めた方がクロダイに出会える確率は高くなると思います。
チニングの場合、クロダイの近くにリグを通すことができれば、高確率でバイトを得ることができる(フックアップできるまで食い込むかどうかは、また別の話し)と思いますので、バイトが得られない場合は狙い目をどんどん変えて移動する方がいいと思います。
そうすることで、結果的にバイトを得られなくてもボトムの質や沈んでいる”何か”の有無を把握することができるので、ハードボトムを見つけた場合は何度か入り直すなどして魚とのタイミングを合わせていくのがいいというのが私の考えです。
以上、最後は少し話しが脱線しましたが、ラッキーな結果の釣行記とNEWリールのインプレでした。