こんにちは！
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
昨日は、私の記事に貴重な意見をいただきました。
それは、安易な発送で書いたアコウ（キジハタ）狙いに関する記事に対してのご意見でした。
メバリングの延長でアコウ釣りを考えていた私にとっては改めて考えさせられたご意見でした。
日頃から真剣にキジハタを狙い、試行錯誤の上で取り組まれている姿勢が伝わってくるご意見でした。
私もメバルを真剣に狙うまでは、所詮メバルはライトゲームの範疇で狙うターゲットであり、引くといっても知れていると思っていました。
メバリングの魅力は繊細なスタイルの中で微妙なバイトを掛けていくというフィネスの釣りであると思っていました。
しかし、実際にやってみると、サイズが上がってくると（25cmオーバー）セイゴや中型のキビレ以上に引くという体験を味わいました。
使っているタックルが繊細ということも、やり取りの難しさの原因にはなりますが、いずれにしてもライトゲームと言うのは決してライトなだけでなく、激しさや興奮を伴う釣りであることを思い知らされ、知ればしるほどハマっていくことになりました。
そして、話しをアコウに戻しますが、こんなメバリングやチニングの延長で、港湾部で何度かアコウと出会う機会を得ることができたのはここ最近の話しです。
チニングはもちろんですが、メバリングについてもサイズを求めるスタイルに進化する過程で、ロッドを始めラインシステムについてもかなり強めのセッティングにシフトしていくことになりました。
それが故に、少し前には偶然40cm近いサイズのアコウを釣り上げることができたのですが、改めて考えてみると、今回ご指摘いただいた方がコメントに書かれていた通り、“偶然”取れたのかも知れないと感じました。
と言うのも、コメントを頂いてた以降、、少しネットでアコウ・キジハタをルアーで釣っておられる方のブログなどを読み漁って、みなさんがどんなスタイルで釣りをされているのか見てみたのですが、大半の記事が私の認識とはかけ離れたタックルセッティングで挑戦されていることを知ったからです。
たまたま、私が主に釣りをしている阪神間、特に大阪湾では、ここ数年の漁協さんの放流活動の効果なのか、アコウがあちこちで釣られています。
しかも、そのサイズは大きなものでは軽く40cmを超える個体まで捕獲されています。
果たして、このサイズのアコウがヒットした時に、今の自分のタックルバランスで捕れるだろうか？と考えた時に、とても胸を張って余裕で対峙できるとは言えないと改めて思いました。
前回、40cm弱のアコウを釣った時は、メインラインがPEの0.18号でリーダーはフロロカーボンの5lbでした。
このタックル、キビレでも40cmを超えるくらいまでのサイズなら何とか捕れるのですが、確かにアコウを掛けた時は、最初は根掛りしたと勘違いしました。
根掛りを外そうと少し強引にロッドを煽った際に、偶然魚が根から離れてくれて浮かせることができ、その時はネットを持ってきていたので捕獲することができました。
しかし、この根が少し複雑だったり奥が深かったりしたなら捕れていなかったと思います。
以上、長々と取り留めのない話しを書いてしまいましたが、釣りにはいろんなターゲットが居て、それぞれを真剣に狙っている方々がおられる。
シーバスにしても、メバルにしても、チヌにしても、ナイスサイズの個体にはなかなかお目にかかれない訳で、そんな中でもせっかく出会えたビッグフィッシュを如何に大事に考えるか？と言うことを改めて考えさせられました。
リバーシーバスやサヨリパターンでビッグサイズのシーバスと戦う為にいろんなことを考え、工夫をして釣りをしてきました。
そして、ここ数年、ライトゲームを始め、その中で切られたり逃げられたりしながら、どうやって貴重な大型個体を逃さずに釣り上げるかについてもいろいろと考えて釣りをしてきました。
そうやって考えると、大阪湾のアコウ釣りも、その他魚種狙いの偶然にゲストとして安易に捉えるのではなく、明確に確立されたターゲットとして真剣に捉えないといけないと改めて考えさせられています。
いろんなターゲットがルアーで狙える恵まれた環境に居られるひとりのアングラーとして、釣りに向き合う姿勢について改めて考え直す機会を得た、というお話しでした。
そう言えば、年始に掲げた“ライトゲームで尺超の魚を釣る”という目標を達成させてくれたのはアコウです。
コメントをいただいた方も、“いちライトゲーム愛好者として”というスタンスで書き込んで頂いていました。
感謝を込めて、次の魚を狙ってみたいと思います。
